入院生活を少しでも快適に~私のリアル体験から~
突然の入院。
私はこれまで、切迫早産で1ヶ月と3ヶ月、2度の長期入院を経験しました。
家に帰れない不安、長女に会えない寂しさ…⋯。
ベッドの上で過ごす日々は、思っていた以上にストレスがたまりました。
でも、そんな毎日を支えてくれたのが、ちょっとした便利グッズたち。
寝たまま快適に過ごせるもの。
病室のストレスを和らげてくれるもの。
ほんの少しの工夫で、気持ちも体もずいぶんラクになったんです。
この記事では、
実際に使って「これは神!」と心から思えた便利グッズ10選をご紹介します。
入院が決まって不安なあなたに、少しでも安心と快適を届けられたらうれしいです。
- 入院生活をぐっとラクにする便利グッズ
- 病室のストレスを減らすコツ
1:入院生活に欠かせない!快適グッズ【身の回り編】
入院生活でまず困るのが、「自分で思うように動けないこと」。
ベッドの上で過ごす時間が長いからこそ、身の回りを少しでも快適にするアイテムが本当にありがたかったです。
ここでは、私が実際に使って助かった【身の回り編】の便利グッズをご紹介します!
ハンディファン|病室の暑さ・寒さを快適に乗り切る!
病室って、暑かったり寒かったり、温度調整がとにかく難しいんです。
特に安静指示中は、暑くても病室からは出られません。
そんなとき活躍したのが、ハンディファン(携帯扇風機)。
私はFrancfrancのハンディファンを使っていましたが、風量も音もバッチリ。
スタンドに置けば、シャワー上がりも涼しく過ごせました!
充電もType-C対応でスマホと同じで便利。
退院後もずっと使っています。
浄水ポット|飲み水問題をこれで解決!
病院内での飲み水、意外と困ります。
売店で買うしかないのに、安静中だと自由に買いに行けませんでした。
そこで大活躍したのが、ブリタの浄水ポット。
水道水をサッとろ過するだけで美味しい水が手に入るので、毎日しっかり水分補給できました。
本当は冷蔵庫に入れた方が良いのですが、小まめにゆすいで使っていました。
小型サイズを選べば、病室の限られたスペースでも邪魔になりません。
充電タップ|デバイス充電もこれ一台でOK!
病室のコンセントって、なぜかベッドから遠かったり、数が少なかったり…⋯。
しかも、スマホにタブレット、Wi-Fi機器など、充電したいものは意外と多いんですよね。
そんなときに役立ったのが、USBポート付きの充電タップ。
一つのコンセントからスマホもゲーム機もまとめて充電できるので、本当にラクでした!
ベッドサイドにまとめて置けると、いちいち立ち上がるストレスも減ります。
スマホスタンド|寝たまま快適にスマホ操作
長時間スマホを持ったまま操作していると、腕も肩もバキバキに…⋯。
特に安静中は、ちょっとした姿勢の崩れも体にこたえます。
そんな悩みを解決してくれたのが、角度自由自在のスマホスタンドでした。
アーム式で好きな高さ・角度に調整できるので、寝たままでも動画視聴やテレビ電話がラクラク!
私はベッドテーブルにクランプで固定して、手放しで楽しんでいました♪
2:乾燥・光・音から守る!【リラックスアイテム編】
入院生活で地味につらかったのが、病室の乾燥・光・音。
普段なら気にならないことも、ずっとベッドにいると小さなストレスが積み重なってきます。
ここでは、私が実際に使って「これは必須だった!」と思ったリラックスアイテムをご紹介します。
保湿剤|乾燥対策は早めがカギ!
病室って、驚くほど乾燥しています。
最初はあまり気にならなかったけれど、1週間もすると肌がかゆくなったり、粉を吹いたり…⋯。
そんなときに助けられたのが、無香料タイプの保湿ローションでした。
私はヴァセリンのアドバンスドリペアを愛用。
シャワーの後に全身にサッと塗るだけで、かゆみも乾燥もかなり軽減されました。
香りが強いと病室では気になることもあるので、無香料タイプは本当におすすめです!
アイマスク|昼夜逆転防止にも効果アリ
病院の照明って、夜中でも完全には暗くならないんですよね。
ナースコールのランプや、廊下の明かりがうっすら入ってきて、なかなか熟睡できないことも…⋯。
そんな悩みを解消してくれたのが、やわらか素材のアイマスク。
私は通気性がよく、丸洗いできるタイプを使っていました。
横向き寝でも圧迫感がないので、快適に眠れます。
退院後もお昼寝用に愛用しているくらい、いい買い物でした!
耳栓|病室の生活音ストレスをシャットアウト
同室の方の生活音、ナースコール、機械音……。
静かなはずの病室でも、意外といろんな音が耳に入ってきます。
そんなときは、耳栓が大活躍。
私はダイソーの110円耳栓を使っていましたが、十分効果を感じました!
ただし、毎日使うと少しずつへたるので、予備を持っておくと安心です。
小さなケース付きのものを選ぶと、衛生的に保管できておすすめですよ。
3:心を癒す!【時間を充実させるアイテム編】
入院生活って、とにかく時間が長い。
外に出かけることもできず、やることも限られているので、暇を持て余してしまうことがよくありました。
そんなとき、気分転換になったり、心がふっと軽くなったり。
「時間を楽しむ」ために持っていってよかったアイテムをご紹介します!
刺繍キット|寝たままできる趣味に挑戦
ベッドで安静生活。
動けないからこそ、「何か手を動かしたい」という気持ちがムクムク湧いてきました。
そんなとき始めたのが、刺繍。
初心者向けの材料付きキットを持ち込んで、YouTube動画を見ながらチクチク。
思っていたよりも集中できて、ベッドの上でも無理なくできました。
作品が少しずつ形になるのがうれしくて、心のリハビリにもなった気がします。
看護師さんとの雑談のネタにもなりました。
ゲーム(Switch)|時間を忘れて夢中になれる
寝たままプレイできる娯楽といえば、やっぱりゲーム!
私はNintendoSwitchと、のんびり系のソフトを持ち込みました。
特にハマったのは『ピクミン4』。
可愛いピクミンたちと一緒に冒険するだけで、病室にいながらちょっとした旅気分に。
ソフトは何本か持っていきましたが、ゲームカード収納ケースがあるとまとめて管理できて便利でした!
動画配信サービス+モバイルWi-Fi|映画とドラマで現実逃避
体調が悪い日や、どうしても気持ちが沈む日もありました。
そんなときは、動画配信サービスで映画やドラマを観るのが最高の気分転換に。
病院のWi-Fiが遅かったので、モバイルWi-Fiルーターをレンタルして持ち込んでいました。
これがあればストレスなくサクサク再生できて、本当に助かりました。
ちょっとしたアイテムが、入院生活をラクにしてくれる
入院が決まったとき、私はとにかく不安でした。
家に帰れない、子どもにも会えない、動けない――
そんな制約だらけの生活の中で、小さな便利グッズたちが大きな支えになってくれました。
「これ持ってきてよかった!」と心から思ったアイテムベスト3は、この3つ。
本当に助かったアイテムBEST3
- ハンディファン(暑さ・不快感を撃退!)
- 浄水ポット(飲水は無いと本当に困る)
- スマホスタンド(寝たまま快適にスマホ操作)
もちろん、ほかのアイテムも「ある」と「ない」とでは快適さがまったく違いました。
入院は、たとえ短期間でも心身ともに負担がかかります。
だからこそ、少しでもストレスを減らせる工夫はとても大事だと実感しています。
これから入院を控えている方、もしかしたら急に入院になるかもしれない方――
そんなあなたに、この記事が少しでも役立ったらうれしいです。
無理せず、自分を労わりながら、入院生活を乗り切ってくださいね。