「子ども向けの絵本を作りたいけど、イラストが描けない⋯⋯」
「AIで可愛いイラストを作れるって聞いて、やってみたけど可愛くない」
そんなお悩み、ありませんか?
私はお家で楽しめる子ども向けのコンテンツを、AIでつくって楽しんでいます。

絵本、ぬりえ、ポスターなど——
すべてAIの画像生成(ChatGPT)でできちゃうんですよね!
でも、実際に試してみるとわかるのが
「タッチによって、印象がガラッと変わる」ということ。
例えば同じ「くまのキャラクター」を描いても、
・3Dアニメ風はリアルで親しみやすく
・クレヨン風はやさしい幼児向けにぴったり
・セル画風はアニメっぽいインパクトがある
などなど、タッチ選びによって子どものリアクションも変わります。
今回は、私が実際に同じプロンプトで10種類のタッチを比較生成した画像付きレポートをお届けします。
「どんなタッチだと子どもがたのしんでくれるか?」
「自分の目的に合ったタッチはどれか」が見えてくるはずです!
- ChatGPTで作れる「子ども向けAIイラスト」10種類のタッチを徹底比較
- 絵本・ポスター・教材など目的別に合う表現スタイルの選び方
- 失敗しにくいプロンプトの工夫と、タッチ指定のポイント
第1章:同じお題でもこんなに違う!AIイラスト10タッチ比較
たとえば、同じ「くまのキャラクターが手を振っている」というシンプルなシーンでも、AIにタッチの指示をするだけで、まったく違う雰囲気のイラストが生まれます。
今回は、無料で使えるChatGPTを使って生成した10パターンのイラストを、実際の画像とともに比較していきます。
お題(プロンプト)に使ったのはコレ!
「3歳の子どもが喜ぶイラストを描いてください。ピンク色のうさぎ。」
この「お題」は固定のまま、以下の10種類の「タッチ」を変えて比較しました。

同じチャット内でタッチの指定を追加していきました
- 指定なし
- 背景白の指定のみ
- 絵本向け
- 水彩画
- クレヨン画
- セル画
- 3Dアニメ風
- 日本のアニメ調
- カートゥーン風
- 手書きスケッチ風
1.指定なし

- 特徴:3歳の子ども向けのため、分かりやすい可愛らしいイラスト。
- 使いどころ:パッと簡単に描いてみたいならOK。
- 注意点:背景を指定しないとランダムになる。黄色っぽくなりがち。
2.背景白の指定のみ

- 特徴:3歳の子ども向けのため、分かりやすい可愛らしいイラスト。
- 使いどころ:ポスターやアイコンに使いやすい。背景が白のため何にでも使える。
- 注意点:単純に背景がなくなっただけ。好きな色に指定しても◎。
3.絵本向け

- 特徴:柔らかいタッチで優しい雰囲気。陰影があって立体感も。
- 使いどころ:子ども向けの絵本にぴったりです。
- 注意点:表情がつくので、どんな表情が良いか指定してあげると◎。
4.水彩画

- 特徴:にじみ感ややわらかいタッチが魅力。やさしい雰囲気に。
- 使いどころ:絵本、保育園のおたより、季節のグリーティングカードなど。
- 注意点:輪郭がぼやけやすい。
5.クレヨン画

- 特徴:ざらっとした質感と色ムラが子どもらしい雰囲気に。
- 使いどころ:幼児向けの教材、ぬりえ原案など
- 注意点:細かい表情の表現は難しい。単調な印象。
6.セル画

- 特徴:線の強弱や影の表現がしっかりしているスタイル
- 使いどころ:ポスターやアイコンなど。
- 注意点:背景を入れたほうが魅力が引き立つかも。
7.3Dアニメ風

- 特徴:立体感と光沢感があり、ピクサーの様な雰囲気。現代的。
- 使いどころ:インパクト重視のポスターやなど。
- 注意点:リアル寄りになるため、やや“可愛げ”が薄れることも。
8.日本のアニメ調

- 特徴:親しみやすく、馴染みやすい見た目。大きな目やデフォルメされた表情が◎
- 使いどころ:絵本やアニメ動画に最適。
- 注意点:時々、目が不自然になることもあるので微調整が必要。
9.カートゥーン風

- 特徴:海外の漫画のような雰囲気に。
- 使いどころ:POPな雰囲気の絵本など。
- 注意点:色はハッキリ指定しないとくすんだ色になってしまう。
10.手描きスケッチ風

- 特徴:水彩画から色を減らしたような雰囲気。
- 使いどころ:本の挿絵など、主張しないイラストが必要なときに。
- 注意点:薄すぎて印象も薄くなりがちなので、輪郭は濃くなど指定してあげると◎。
たったひとつの「お題」でも、タッチが違うだけでまるで別のキャラクターのように見えることが実感できたと思います。
このあと第2章では、目的別に「どのタッチが合っているか」をさらに詳しく解説していきます。
第2章:目的で選ぶ!子ども向けAIイラストの最適タッチはこれ
「いろんなタッチを試してみたけど、結局どれを選べばいいの?」
そう感じた方も多いかもしれません。
ここでは、「どんな目的で使うか」を軸に、それぞれに合ったタッチの選び方を解説します。

色々やってみるのが良いですが、無料プランだと回数制限がありますよね
目的にぴったりなタッチで作ってみましょう!
1.【絵本制作】→「絵本向け」or「水彩画」
- どれもやわらかく優しい雰囲気が出やすい
- 表情など繊細な表現にもピッタリ
2.【ポスター・販促物】→「3Dアニメ」or「セル画」
- アイキャッチ力が高く、視線を引きつけやすい
- シンプルな構図でも存在感が出やすい

もしかすると有名なキャラクターに似てしまうかも!
⚠著作権には気を付けて使いましょう
3.【知育・教材系コンテンツ】→「日本アニメ風」or「手描きスケッチ風」
- 線が明確で、視覚的に理解しやすい
- 手描き感があると、子どもが“親しみ”を感じやすい
4.【SNS・バナー画像・サムネイル】→「カートゥーン風」or「セル画」
- どんな場面にも応用しやすい
- キャッチーで“パッと見てわかる”ことが大事
目的に合えば、イラストの完成度も伝わり方も変わる!
ただ「かわいい」だけじゃなく、どんなシーンで、誰に向けて使うのかを考えると、タッチの選び方がぐっと明確になります。
次章では、これらのタッチを実際にどう指定するのか?
初心者でも使えるプロンプト文例を紹介していきます。
第3章:ChatGPTで描かせるには?初心者向けプロンプトのコツと例文集
「どんな風に頼めば、かわいくて子ども向けのイラストが出てくるの?」
これは、実際に私が最初にぶつかった壁でもあります。
せっかくAIがイラストを描いてくれる時代になったのに「思ってたのと違う…⋯」という画像が出てくると、がっかりしてしまいますよね。
この章では、初心者でも失敗しづらいプロンプト(指示文)のコツと、実際に使える例文をセットで紹介します!
1.子ども向けイラストに大事なのは「やさしさ」と「シンプルさ」
まず大前提として、子ども向けに適したイラストを描いてもらうには、
以下のような要素を意識することがポイントです。
- 表情がはっきりしていて、親しみやすい
- カラフルだけど、色数は多すぎない
- 線が太めでやさしいタッチ
- 背景がごちゃごちゃしていない
- 怖く見えない顔やポーズ

子どもが見たときに「目を引く、興味を持つ」が大事なんです!
2.プロンプトに必ず入れたいキーワード
ChatGPTなどの画像生成AIは、言葉からイメージを作り出すAI。
そのため、プロンプト(指示文)に入れる言葉がとても重要です。
子ども向けに使いやすいタッチを出したいときは、
次のような表現を意識して入れてみましょう。
- 「かわいい」
- 「子ども向け」
- 「親しみやすい」
- 「輪郭はハッキリと」
- 「丸みのある」
- 「背景は白」または「背景なし」
- 「カラフル」

最近のAIは賢いので「子ども向け」っていれるだけでも十分ですが、
より具体的に指定してあげると◎
3.初心者でも使えるプロンプト例(コピペOK)
実際に私が使って良かったプロンプトをいくつか紹介します。

紹介するプロンプト(指示文)は【Copy】ボタンを押すと簡単にコピーできますChatGPTの入力欄にそのまま貼るも良し!
ちょっとアレンジするも良しです!
●例1:どうぶつのイラスト(アニメ風)
イラストを描いてください。
かわいくて親しみやすい、子ども向けの犬のキャラクター。
日本のアニメ風、丸い目とやさしい笑顔。
白背景。

●例2:ポスターに使える子どものイラスト(水彩風)
3〜5歳くらいの子どもが笑っているイラストを描いてください。
水彩タッチでやさしい色合い。
子ども向けのポスターに使いたい。
背景はなし。

●例3:絵本表紙用のファンタジー動物(クレヨンタッチ)
ふわふわの白いネコが、虹の上を歩いているイラストを描いてください。
クレヨンタッチで。
子ども向け絵本の表紙にぴったりなかわいらしい雰囲気。

4.「うまくいかないとき」は何が原因?
思ったイメージと違うときは、以下をチェックしてみてください。
- スタイルの指定が足りない
- キャラクターの表情や服装の指定が曖昧
- 背景を指定せずにAIが勝手に入れてしまった
- 輪郭がボケてしまった
ちょっとずつ言葉を足したり、削ったりして試してみましょう。
1回でうまくいかなくても、修正しながら調整する感覚が大切です◎
第4章:子ども向けイラストをうまく描くためのプロンプトのコツ
AIで子ども向けのイラストを生成するとき、ただ「かわいい絵を描いて」と頼むだけでは、理想通りの仕上がりになりません。
特にChatGPTのような画像生成AIでは、プロンプト(指示文)の質が結果の9割を左右します。
ここでは、「こんなふうに描いてほしい」をうまく伝えるためのプロンプト作成のコツをご紹介します。
コツ①:「対象・タッチ・背景」の3要素を明確に伝える
たとえば…
✖「うさぎの絵を描いて」
→色は?どんなタッチ?雰囲気は?
◎「ピンク色のうさぎを日本のアニメ風のタッチで、笑顔で人参を食べているところを描いて。」
→このように「何を・どう・どんな雰囲気で」描くかをセットで伝えるのが基本です。
コツ②:「子ども向け」を明言する
「子ども向けの絵本に使いたい」
「幼児が見て楽しめるように」
と入れるだけで、色づかいや表情がぐっとやわらかく、優しい印象になります。
AIに意図をしっかり伝えることで、意外と差が出ます。
コツ③:色や背景を指定する
・「背景は白」
・「カラフルな色づかいで」
・「パステルカラーでやさしく」
など、具体的な色指定も有効です。
背景がごちゃつくと子ども向けに向かないことがあるので、「背景白」指定はとてもおすすめです。
コツ④:同じプロンプトでタッチだけ変えると比較しやすい
今回のように、イラストの内容(キャラや構図)は固定しておいて、「〇〇風で描いて」とタッチだけ変えると比較がしやすくなります。

実際に生成してみて、
好みのタッチは覚えておくといいですね
コツ⑤:気に入ったら「そのタッチで〇〇も描いて」と続ける
一度気に入ったタッチが見つかれば、同じプロンプトをベースに他のキャラクターも依頼できます。
統一感のある絵本やポスターを作りたい場合にも便利です。
迷ったらこのテンプレ!
〇〇風のタッチで、
子ども向けの〇〇のキャラクターを描いて。
やさしい雰囲気で、背景は白。
上記のテンプレをベースに、目的に応じてアレンジしてみてくださいね!
まとめ:子ども向けAIイラストの「正解」は、見つける楽しさの中にある
子ども向けの絵本やポスター、教材にぴったりなAIイラストを作るには、「タッチ」選びが思った以上に大切です。
同じキャラクターでも、タッチを変えるだけで
・やさしさが増したり
・活発な印象になったり
・プロっぽい雰囲気になったり
印象ががらっと変わります。
実際に今回比較した10パターンのタッチでも、「これは合う!」と思えるものがきっとあったはず。
そしてそれは、あなたが作りたい世界観や届けたい子ども像によって変わってきます。
今日からできる、AIイラスト活用の一歩
- 気になったタッチを、1つ試してみる
- 本記事のテンプレで、好きなキャラを描いてみる
- 自分だけの「お気に入りタッチ集」を作ってみる
とくに、「〇〇風で描いて」の部分を変えるだけで、雰囲気の違いを一気に比べられるのはChatGPTならではの魅力です。