「イヤイヤが止まらない…」2歳・3歳の対応に困っていませんか?
「ごはん食べよー!」

やだ!
「お風呂入るよー!」

やだ!
毎日こんなやり取りに疲れていませんか?
イヤイヤ期は成長の証とは言うものの、実際に対応するのは本当に大変ですよね。
この記事では、2歳・3歳のイヤイヤ期が少しでもラクになるよう、実際に効果があった5つの対応のコツを紹介します!
・2歳と3歳のイヤイヤは理由が違う
・年齢別、状況別に効く対応のコツ
・親の余裕も大事
イヤイヤ期の「理由」を知ると、対応しやすくなる!
「イヤ!」と叫ばれるとついイライラしがちですが、実はイヤイヤの裏にはちゃんとした理由があります。
2歳のイヤイヤの特徴
- 言葉がまだうまく使えず、気持ちを伝えられなくてモヤモヤする
- 「自分でやりたい!」という気持ちが爆発
- 先の見通しが立たず、今の感情だけで動く
3歳のイヤイヤの特徴
- 言葉が増え、理由を求めるようになる
- こだわりが強くなり、納得しないと行動しない
- 「なんで?」「どうして?」と質問攻撃が増える
「イヤ!」の背景を知ると、親のイライラも少し落ち着きます。
2歳・3歳のイヤイヤ期に効く!年齢別の攻略のコツ
💡2歳と3歳ではイヤイヤの特徴が違う!
すべてのイヤイヤをなくすことはできませんが、ちょっとした工夫で日々の負担を軽減できます。
お子さんに合う方法を試してみてくださいね!
✨2歳児のイヤイヤ期への対応
2歳児は「自分でやりたい!」という気持ちが強くなり、自我の芽生えを体験し始める時期。
でも、まだ言葉でうまく伝えられないことが多く、思い通りにならないとイヤイヤが爆発しやすいのが特徴です。
そんな2歳児には、以下の5つの対応が有効です!
①選択肢を与える
「イヤ!」と全否定される前に、選ぶ楽しさを取り入れよう!
📌例1 選択肢を作ることで拒否しにくくなる

ズボンは青と赤どっちがいい?
📌例2 方法を選ばせて自発的に動いてもらう

歯磨きは立ってする?
座ってする?
②気分転換を上手に使う
イヤイヤが始まったら、気持ちを切り替えるのも有効!注意をそらす・遊びにするのがポイント。
📌例1 気を引くことでイヤイヤを忘れさせる

あ!あそこに猫がいるよ!
📌例2 遊びの要素を取り入れて気分を変える

一緒にジャンプしながらお風呂場まで行こう!
③感情を認める
「イヤ!」と言われたら、まず気持ちを受け止めることが大切。
「イヤイヤ」にも理由があるので、子どもの気持ちを代弁してあげるだけで落ち着くことも!
📌例1 共感することで安心感を与える

靴下履くのイヤだね
履きたくない気持ちわかるよ
📌例2 感情はOK、行動はダメと分けて伝える

怒っているんだね
でも、おもちゃは投げちゃダメだよ
④ルーティンを作る
イヤイヤを減らすには「流れ」を作るのがコツ!
毎日同じパターンで進めると、子どもは見通しがついて安心します。
📌例1 “何をするか”が分かると子どもは動きやすくなる

この絵本を読み終わったら、ご飯を食べようね
📌例2 毎日の“お決まりの流れ”があると気持ちの切り替えがスムーズになる

今日もお風呂を出たら、歯磨きしようね
⑤見本を示す
子どもは大人の真似をするのが大好き!遊びやぬいぐるみを使って、やってほしい行動を見せてあげよう。
📌例1 ぬいぐるみを使って誘導

くまさんも歯磨きしているよ
見てごらん、上手でしょ?
📌例2 大人が一緒に楽しそうに食べる

パパも野菜食べるよ
おいしいね!一緒に食べる?
✨3歳児のイヤイヤ期への対応
3歳になると言葉の発達が進み、こだわりや交渉が増えてくる時期。でも、感情のコントロールはまだ難しく、理屈だけでは納得しないことも。
そんな3歳児には、次の5つの対応策が効果的!
①理由を簡単に説明する
3歳児は納得感がないと動いてくれないことも。「なぜ?」に対して、シンプルな理由をセットで伝えるのがコツ!
📌例 理由→結果を説明

外は寒いから、コートを着ないと風邪をひいちゃうよ
②事前に予告する
突然の指示はイヤイヤの元!「あと〇分」「次は〇〇しようね」と事前に知らせることで、切り替えがスムーズになります。
📌例 時計を見せて時間を予告する

あと5分したらおもちゃを片付けるよ
時計の針がここに来たらおしまいね
③達成感を味わわせる
「できた!」という喜びが、イヤイヤを減らす秘訣。
成功体験を積ませると、自信がついて次も頑張るように!
📌例1 具体的に褒める

自分でボタンを留められたね!すごい!
📌例2 ちょっとした挑戦をさせる

お片付け手伝ってくれて助かったよ
次はもっと早くやってみる?
④感情のコントロールを教える
まだ自分の気持ちをコントロールするのが苦手な3歳児。
怒りや悲しみの扱い方を教えてあげることも大切!
📌例 具体的にどうやるのか説明する

怒ったときは、大きく息を吸って、ゆっくり吐いてごらん
⑤一貫性を保つ
「昨日はOKだったのに、今日はダメ」では混乱しやすい。
ルールは一貫して伝えることが大事!
📌例 ルールをぶらさない

昨日も言ったけど、ご飯の前におやつは食べられないよ
イヤイヤ期を乗り越えるための3つのポイント
①感情的にならない
「なんでこんなに毎日イヤなの!?💢」
…わかります、つい怒りたくなるとき、ありますよね。
でもそんなときは、3秒ルールがおすすめ!
グッとこらえて、深呼吸を3回。それだけで少し気持ちが落ち着きます。
- いったんその場を離れて気分転換
- 子どもと目線を合わせて「どうしたの?」と優しく聞いてみる
「今、この子はうまく気持ちを伝えられないだけなんだ」と思えると、不思議と怒りがスーッと引いていきます。
②自分の時間を作る
イヤイヤ期は毎日全力投球。
でも、ずっと100%で頑張り続けるのは無理!
そんなときは、10分でも「ママの時間」「パパの時間」を確保することが本当に大切です。
- 子どもが寝たあとのホッと一息コーヒータイム
- 好きな音楽をイヤホンで聞く
- お風呂でゆっくり1人で入る
「ちょっと休もう」ができると、気持ちにゆとりが生まれて、また笑顔で向き合えるようになります。
③人に頼る勇気を持つ
「私がやらなきゃ」
「ちゃんと育てなきゃ」
そう思う優しいママ・パパほど、限界ギリギリまで頑張ってしまいがち。
でも本当は…1人で頑張る必要なんて、ないんです。
- パートナーと交代で対応する
- 「今日はつらかった」とLINEで友達に吐き出す
- 保育園の先生や地域の子育て相談窓口にちょっと話してみる
誰かに話すだけで、気持ちがすっとラクになりますよ。
まとめ イヤイヤ期はちょっとしたコツでラクになる
イヤイヤ期は、成長のひとつのステップ。
2歳・3歳の特性に合わせた対応を知っておくだけで、少しだけでもラクになります。
完璧じゃなくていい。
少しずつ、うちの子に合う方法を見つけていきましょう。
あなたの頑張り、ちゃんと届いています。
無理せず、笑顔の時間が少しでも増えますように!