子どものなんで?に困ったら

ロケットって、
どうやって空に飛ぶの?
ある日、3歳の娘にそう聞かれて、思わず言葉に詰まりました。
「エンジンがね……」って、そんな言葉、3歳には難しすぎますよね。
子どもが「なんで?」「どうして?」と聞いてくれるのは、好奇心の芽が育っている証。
大切にしたいけれど、忙しい毎日の中で一つひとつに答えるのは正直しんどい……。
私も仕事と家事の合間に何度も悩みました。
そんなとき、ChatGPTを使えばいいということに気づいたんです。
答えに困ったら、サッとChatGPTに聞いて、やさしい言葉で説明してもらう。
それだけで、子どもの「知りたい!」に寄り添う余裕が生まれました。
- ChatGPTで“なんで攻撃”を乗り越えるコツ
- 子ども向けに答えてもらう具体的な聞き方
- ちょっとしたアレンジ

「どうして?」「なんで?」が楽しい会話の時間に変わるヒント
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
1.子どものなんで攻撃にChatGPTが使える理由
子どもって、ちょっとしたことでも「どうして?」って聞いてきますよね。
とくに3歳ごろは“なんで期”のピーク。
でも、そのたびに丁寧に説明しようとすると、親はパンクしそうになります。
そんなとき頼れるのがChatGPT。
実際に使ってみて、「もっと早く使えばよかった…!」と思った理由を紹介します。
1.むずかしい話も、やさしい言葉に変換してくれる
例えば、娘に「ロケットってどうやって飛ぶの?」と聞かれたとき。
私は「エンジンがね」「飛行機みたいにね」みたいな言葉しか思い浮かばず、困ってしまいました。
でもChatGPTにこう聞いてみたんです。

3歳の子どもに向けて、ロケットがどうやって飛ぶかをやさしく説明して。
絵本の語り口調でお願いします。
すると、こんな答えが返ってきました。

ロケットはね、大きな火をしゅーっと出して、空にぐんぐん登っていくんだよ。
風船が飛んでいくみたいに、空の上までビューンってね!
これなら、娘もにっこり。「ビューンってすごいね!」と笑ってくれました。
2.忙しくてもサクッと答えられる
料理中や寝かしつけのあとなど、バタバタしてるときに限って「なんで?」って来るんですよね……。
ChatGPTなら、スマホに向かってサクッと聞くだけ。
1分あれば、やさしい言葉のヒントをもらえます。
「ママもわからないから、一緒に聞いてみようか」なんて会話も自然にできます。
3.子どもの“知りたい”を大切にできる
一番よかったのは、自分に心の余裕ができたこと。
「うまく答えられない…⋯」って焦っていたときよりも、
「一緒に調べてみよう!」と言えるようになって、会話が楽しくなりました。
好奇心を大切にしたい気持ちはあるのに、うまくできない。
そんな悩みを、ChatGPTがふわっと軽くしてくれたんです。
2.ChatGPTに子ども向けに“伝わる答え”を出してもらうコツ
ChatGPTはとても便利なツールですが、
そのまま質問しても、大人向けのちょっと難しい言葉が返ってくることもあります。
だからこそ、質問の仕方にひと工夫が必要なんです。
ここでは、3歳の子どもにぴったりの答えを引き出すためのプロンプトのコツを紹介します。
1.「○歳向けに」「やさしく」をセットで伝える
まず最も大事なのが、「誰に向けた答えがほしいか」を伝えること。
たとえばこう書くだけで、ぐっとわかりやすくなります。
「3歳の子どもに向けて、やさしい言葉で説明してください。」
このひと言があるだけで、ChatGPTは専門用語を避けて、子どもに馴染みのある表現に変えてくれます。
2.条件を足して、もっと“子ども仕様”に近づける
もう少しわかりやすくしたいときは、こんな条件もつけてみてください。
- 「例え話を入れてください」
- 「3文以内で短くまとめてください」
- 「絵本の読み聞かせみたいにお願いします」
こうすると、想像しやすい言葉やリズム感で答えてくれるようになります。
3.実際に使っているプロンプト例
私がよく使っているのは、こんなプロンプトです👇
「3歳の子どもに、月が小さく見える理由をやさしい言葉で説明してください。例え話を入れて、3文以内でお願いします。」
「ロケットが空に飛ぶ仕組みを、3歳向けに絵本みたいな語り口で教えてください。」
たったこれだけで、
「難しいな…⋯」から「これなら伝えられるかも!」に変わります。
⚠️注意!ChatGPTの情報は必ずしも正確ではない
ここで大事な注意点もお伝えしておきます。
ChatGPTは、
「たくさんの情報を学習して、それらしい答えを作る」AIです。
必ずしも最新情報や正確な知識とは限りません。
特に、医学・健康・安全に関する質問では、
必ず信頼できるサイトや専門家の情報もあわせて確認するようにしましょう。
子どもに伝えるときも、
- 「いっしょにもう少し調べてみようか」
- 「あとで図鑑でも見てみようね」
というスタンスを持つと、
子どもも「学ぶって楽しい!」と感じられるようになります。
3.ChatGPTの答えを“もっと伝わる”ものにするひと工夫
ChatGPTの答えは、たしかにとてもわかりやすい。
でも、そのまま読み上げるだけだと、少しよそよそしく感じることもあります。
そこで、親だからこそできる“ひと工夫”を3つ紹介します。
1.自分の言葉を少しだけ添える
ChatGPTが出した答えに、親自身の言葉をほんの少し加えるだけで、ぐっと伝わりやすくなります。
たとえば、
「ロケットってビューンって飛ぶんだって!」
「すごいね!風みたいに押されて、空に行くんだよ〜!」
こんなふうに感情や驚きを込めて話すだけで、子どもはぐっと引き込まれます。
2.身近なもので“体験”させてみる
言葉だけじゃ伝わりにくいときは、実際に見せてみるのがおすすめ。
「遠くにあると小さく見える」なら、
おもちゃを近づけたり、離してみたりしながら説明すると、子どもも「なるほど〜」と納得してくれます。
身近な体験とセットにすることで、記憶にも残りやすくなります。

体験のやり方もChatGPTに聞いちゃいます!
3.「いっしょに考えてみよう」のスタンスを持つ
どんなに便利でも、ChatGPTがすべての“なんで?”に答えられるわけではありません。
でも、そこで「もうムリ…⋯」とならずに、
「なんでだろうね?いっしょに調べてみようか」
「あとで図鑑で見てみようよ」
と、“答えを与える”よりも“探すプロセスを楽しむ”ほうが、子どもの好奇心は育ちます。
まとめ|ChatGPTで、好奇心に寄り添う親子時間をつくろう
「ロケットって、どうやって飛ぶの?」
「雲って、なにでできてるの?」
3歳の娘は、毎日が“なぜ?”の連続。
その小さな疑問は、子どもにとって世界の扉をノックするようなものなんですよね。
でも、親としては——
疲れているとき、急いでいるとき、
「うまく答えてあげたいのに、余裕がない……」と悩むこともたくさんあります。
私自身もそうでした。
けれど、ChatGPTをうまく使うようになってから、変わったことがあります。
🔹忙しくても、わかりやすい言葉でパッと答えられるようになった
🔹娘と一緒に「なんでだろうね?」と考える余裕ができた
🔹ちょっとした会話が、楽しい親子の時間に変わった
「答えを教える」ことだけが、子育てじゃない。
「一緒に調べる」「考える」「わくわくする気持ちに寄り添う」ことも、立派なコミュニケーションです。
ChatGPTは、そのサポート役にぴったり。
完璧じゃなくていい。
専門家じゃなくていい。
子どもの“知りたい”を、親もいっしょに楽しめる。
それだけで、毎日の会話がちょっとだけ豊かになります。
「なんで?どうして?」に疲れてしまう前に、ぜひ一度、ChatGPTを使ってみてくださいね☺️